第2弾はダークヒーロー対決ということで、

 両方ともオカルト色の入ったこの二人。

 ヴァン・ヘルシングは、ドラキュラの小説から、

 ヘルボーイはアメコミからのキャラクターです。

 あ゛ーっ!両方とも「ヘル」入ってるーっ!!(だから何)

“Van Helsing”

<背景説明>
 悪魔や悪鬼がうごめく近代地球の裏世界。人々の知らないところで、その類を狩り続ける一人の男がいた――ヴァン・ヘルシング。殺し屋か、英雄か。諸説さまざまであったが、事実はどこにあるのか?
 最長齢のバンパイア、ドラキュラ伯爵との戦いの中で、この記憶喪失の男は、えてして自分の運命を知るのだろうか?!
 
<登場人物>
 ヴァン・ヘルシング、バンパイア殺しの女の子とその兄
ドラキュラ、フランケンシュタイン、ジェキルとハイド、狼男、他

<個人評価>
 ホラー映画や小説、オカルト、聖書関係に詳しくないと今ひとつ内容が分からないかもしれません。「ヴァン・ヘルシングって誰?」って言う人が見ても大丈夫です(全然違う設定なので)。ただ、落ちは観客の推測に任せれているので、そこが楽しめないかもしれません。説明が急過ぎるし。モンスター映画好きが半分わかって、聖書読んでる人が半分わかる計算ですね。まぁ、観せ方は現代映画の基準にのっとっていますので、そこら辺は安心して見れると思います。

(5段階評価)
・CG:★★★★
・ストーリー:★★★★
・テンポ:★★★
・総合:★★★★

“Hellboy”

<背景説明>
 第二次世界大戦。ナチスが戦争を覆すオカルト的な実験を行っていた。地獄(宇宙?)の扉を開く悪鬼を呼び出そうというのである。実験はアメリカの特殊部隊によって中断されたが、悪鬼はすでに地球に呼び出されてしまった。

 これはその悪鬼が育っていく青春物語である。(ぇ?)

<登場人物>
ヘルボーイ、博士(ヘルボーイの育て親)、新人警官、特殊能力を持つ少女、マーマン
 ナチスのオカルト相談役とその部下達、伝説上のモンスター

<個人評価>
 これもSLGの「コマンド&コンカー」からちょっとパクってますね。アメコミが好きな人やゲーマーが見ると面白いかもしれませんが、コメディーのセンスが非常にアメリカチックなので、わからない部分が多いでしょう。ていうか日本で見せるのでしょうか、これ?
 あとCGがちょっと節約してる感じです。その分メイクとかに金かけてるんでしょうね。

(5段階評価)
・アメコミ度:★★★★
・ストーリー:★★★
・テンポ:★★★
・総合:★★★

 というわけで、今回は惜しいですが、ヴァン・ヘルシングの勝ちです。

 個人的に、外見がムキムキで全身が赤いヒーローが微妙なのもありますが・・(^^;